ニュースリリース
株主・投資家情報
マツダ、2007年度中間決算を発表
−マツダ アドバンスメント プランは順調にスタート−
マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、2007年度上期(2007年4~9月)の業績と通期見通しについて発表した。
【2007年度上期実績】
2007年度上期のキャッシュフローは、営業キャッシュフローが403億円で投資キャッシュフローがマイナス488億円で85億円のマイナスとなった。純有利子負債は昨年度末に比べ553億円増加し2,875億円となった。なお、この中間期では15期ぶりに中間配当を復活し、1株あたり3円を実施する。
上期のグローバル小売台数は、65万9千台と前年実績を1%上回った。地域別主要市場における小売台数は、国内では引き続き厳しい登録車需要の影響を受け、前年実績比6%減の12万3千台となったが、7月に導入した新型「マツダデミオ」の目標を上回る好調などにより、昨年よりシェアが0.2ポイント向上し5.0%となった。北米では米国に加え、カナダとメキシコが引き続き好調なことから前年同期比7%増の21万3千台となった。欧州ではドイツでの需要減をロシアでの販売増により相殺し前年同期並(実績比±0%)の15万3千台となった。中国市場は、前年実績比33%減の4万1千台となったが、海南におけるマツダブランド車の生産終了の影響を除くと、前年比78%増と高い伸びを示した。その他市場ではオーストラリア、イスラエル、ベネズエラ、エクアドルの4カ国で過去最高の販売台数を記録し、前年同期比18%増の12万9千台となった。
マツダの井巻久一代表取締役会長兼社長は「2007年度上期はすべての利益レベルで増益を達成し、期首見通しを上回ることが出来た。課題となっていた米国と欧州での販売会社の在庫適正化も完了し、下期からは新型『マツダデミオ』、『Mazda CX-9』、新型『マツダアテンザ』が販売拡大に貢献してくれるものと期待している。マツダ アドバンスメント プランは順調なスタートを切ることができたが、今後については、さまざまな課題があると認識している。サブプライム問題、原油高の影響、原材料価格の高騰や不安定な為替動向など外部環境を考慮し、慎重を期して通期の見通しは据え置くことを決定したが、今後もマツダらしく堅実な成長をめざし、通期の目標を確実に達成していく」と語った。
【2007年度通期見通し】
なお、グローバル小売台数は前年実績を4%上回る136万台、通期の為替は1ドル115円、1ユーロ159円を前提としている。
2007年度通期見通しは以下の通りである。
詳細情報は、「株主・投資家情報」をご覧ください。 |